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【USB3.1 Gen2】Silicon Power(シリコンパワー) Bolt B75 Pro Enclosure レビュー【外付けSSDケース・アルミ・耐衝撃】

 システムバックアップ用の外付けが必要となり、安く済ませるために眠っているSSDを活用しようと考え、信頼性重視で

・7mm/9.5mm厚兼用でなく、7mm厚専用でジャストフィットであること

・アルミニウム等の金属性筐体で、SSDやHDDの発熱を逃がす考慮がされていること

・ストレージデバイスメーカーの製品であること

を条件に選定、スーツケースのような、堅牢性や機能性を感じさせるデザインであることも好印象を持ち、Silicon Power(シリコンパワー) BOLT B75 Pro Enclosureを買ってみましたので、ご紹介したいと思います。

 

パッケージ

 

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モノトーンを基調としたパッケージは高級感があります。

 

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裏面に取り付け方法や仕様が記載されています。別途、取扱説明書は付いていません。

 

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ケース本体の他、付属品は
・USBケーブル(Type A – Type C) … 1本
・取り付けねじ … 5本:内、予備用に1個
が入っています。ドライバー(工具)は付属していないため、自分で用意する必要があります。

 

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USBケーブルはメッシュで覆われていて、プラグは金属製。耐久性が高められています。シリコンパワー社のロゴが印刷されています。 

外観、組み立て

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基板の表面には、USB Type-Cコネクタ、SATAコネクタ、LEDなどが実装されています。USB Type-Cコネクタは接着剤で補強されており、安心感があります。

 

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基板の裏面には、ASMedia製デバイスコントローラー(USB3.1-SATA ブリッジSoC)
ASM235CM などが実装されています。

 

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 基板にSSDやHDDを接続してから、緩衝用ゴムを取り付けます。
今回は、家で眠っていたSAMSUNG製 SSD 830 series 128GB (P/N:MZ-7PC128)を外付けSSD化することにしました。

 

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ケースの正面側に、緩衝用ゴムを取り付けたSSDやHDDを入れます。透明な部品が張り付けられている方が正面側の筐体です。

 

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ケース正面側のねじ穴の位置にあわせてケース底面側を乗せます。USB Type-Cコネクタ側が切り欠きになっています。前後を間違えないようにしましょう。

  

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取り付けねじで4箇所締め付けます。JIS規格No.0のプラスドライバーが丁度良かったです。今回はホーザン製D-140-100プラスドライバーを使用しました。

 

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ケースの正面側と底面側の合わせ面に隙間が無くなる状態を目安に、締め付けをします。タッピングねじのため、締め付け始めは多少の力が必要ですが、勢い余って締め過ぎないように注意しましょう。(ねじの緩みや脱落の原因となってしまいます)

 

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アルミニウム製でかつ凹凸のある筐体で、設置面との間には隙間が確保され、SSDやHDDの発熱を効率的に逃がす構造になっています。長時間の連続読み書きの際にも、安心して使用できそうです。ランプは白色です。接続時は点灯、アクセス中は点滅します。

 

ベンチマーク

USB3.0 Host - Dell G3 3579

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USB3.1(Gen.1) Host - Lenovo Yogabook C930

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SSD自体、公称値でシーケンシャルリード520MB/sですので、Hostコントローラーの転送速度がボトルネックとなり、410MB/s程度で頭打ちになっているものと思われます。

 

まとめ

多少、組立の手間がかかることは否めませんが、手持ちの7mm厚2.5インチSSDやHDDを、スタイリッシュで丈夫なポータブル外付けドライブとして再利用できる便利なアイテムと言えるのではないでしょうか。カラーバリエーションとして、シルバーや他のカラー展開を期待してしまいます。